CASIO MX-10/15/101用拡張ボード RD-10 (2022年8月24日現在)

では、ここからはレビューです。

【部品の調達】★★★★☆
部品表に Digikey や Mouser の管理番号が書かれているので、とても探しやすい。
部品点数が多いことと、すでに入手が難しい部品もいくつか含まれているのが少し残念です。

【組み立てやすさ】★★★☆☆
ICは全て DIP品、抵抗もリードタイプで、表面実装品は使われていないので、半田付けの難易度は低めです。
一方で、部品点数が多いので時間は掛かります。

【サイズ感】★★★★☆
MX-10/15/101 はとてもコンパクトな本体ですが、
【使いやすさ】★★★☆☆
DCジャックに適合する ACアダプターは、センター+ でも - でもどちらでも構いません。
電圧は、+12V である必要があります。
DIP な大きな部品を使っているため、MX-10/15/101本体サイズに比べて、ボード全体が少し大きめです。
電源スイッチは右サイドに付いていて、とても使いやすい。
ボードが少し浮いてしまい、マザーボードに力が掛かってしまうので、ケースに収めるのは必須ですね。

【感想】
表面実装部品を使ってより小型にするともっと使いやすいと思います。
CPLDを使えば、部品点数を大幅に減らせたのだと思いますが、現状、CPLDの入手は困難なので仕方が無いところでもあります。
KB-10 よりも使いやすいかもしれませんね。
MX-10/15/101ユーザーは、お一つ作って見てはいかがでしょうか?


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