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無事開けることができました。
基板には3つのICが付いていますが、大きいのが SCC です。
SCC音源と、Konami8KバンクのMegaROMコントローラーの統合ICですね。

小さい2つが 64Kword * 4bit の DRAM になります。2つ合わせて 64Kbyte になってます。
この2つの DRAM の隣に、DRAMと同じサイズのICが取り付けられそうなランドが1組ありますが、 ここに DRAM を取り付けるだけで 128KB に増設できるのです。お手軽ですね。
パスコンに相当する部品は、なぜか最初から付いてます。

64Kword * 4bit の DRAM なんて、2020年現在新製品で使われることはないと思います。
すでに入手困難な状況なのですが、ヤフオクに大量出品されてたので、そちらを利用しました。


基板を見て分かるとおり、DRAMを取り付けようとしている部分は半田が詰められています。
この半田を取り除いて、DRAMを正しい向きで差し込み、半田し直す、という手順になります。
半田を取り除くのは、サンハヤトの「はんだシュッ太郎」を使いました。


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